★落花生 |
[落花生の苗]

[落花生の花]

落花生の花で7〜8月にかけて、
小さな黄色い花が咲きます。 |
[落花生の生産]
・千葉県は落花生の生産高が日本一で、国内産の約8割が千葉県産です。
・袖ケ浦市の丘陵地帯も落花生の生産が盛んです。
・生落花生の種を植え付けると、緑の若葉が出てきます。
・7〜8月になると葉の間に黄色い花が付きます。
・花が終わると子房が付き、地面に向かい垂れて地中に入ります。
・地中に潜った子房は落花生となります。
・通常落花生の殻には2個の実が付きますが、一個の場合もあります、まれに3個の実が付くこともあります。
・落花生の実はカラスも大好きなようです。 |
[落花生の収穫風景]
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[落花生の収穫]
・ゆで落花生用の”おおまさり”は、9月に収穫します。
生のまま殻ごと茹でてカラを向きながら食べます。
・乾燥させる千葉半立(ちばはんだち)、ナカテユタカは、10月に収穫します。
・収穫後一週間は、株を逆さにして、左の写真のように落花生の実を上にして天日干しします。
・その後一ヶ月ほどぼっちの中で熟成します。 |
[落花生のボッチ]
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[落花生のボッチ・・晩秋の風物詩]
・収穫した落花生は豆を中心部になるよう円型に積んでいきます。
・背の高さにまで積んだら、帽子を被せます。
・帽子は左写真のように従来は藁でしたが、この頃は青ビニールシート多くなっています。
・10〜11月にかけての袖ケ浦市丘陵地帯の風物詩です。 |
[おいしい茹で落花生]
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[ゆで落花生・・採れたての味]
・この頃9月になると、通常の落花生の数倍大きい”おおまさり”の生落花生が出回ります。
・ゆで落花生は風味、食感ともとても美味しいです。
・しかしながらすぐ悪くなりますので、茹でてすぐ食べない場合は、冷蔵庫保管か、冷凍保管が必要です。 |
★トウモロコシ |
トウモロコシ畑

・千葉県袖ケ浦市の丘陵地の、富士火山灰の水はけがよく水持ちも良く肥沃な土壌は、トウモロコシの生産に適した土地です。
・4月〜6月には、トウモロコシの畑があちこちで広がっています。 |
[トウモロコシ]
●種類
・トウモロコシ(スイートコーン)の種類は、品種改良が盛んで、次々、美味しくて歯触りの良い適度の柔らかな粒皮の品種が生まれています。
袖ケ浦市のトウモロコシ生産農家のシンタロー農場、宮嶋農産で、生産している品種です。
●シンタロー農場
・味来
・ピュア-ホワイト
●宮嶋農産
・ゴールドラッシュ
・おおもの
・ホワイトレディ |
トウモロコシの木

・トウモロコシの木の先端のススキの穂のような形がしているのが雄花(雄小穂)です。雄花は、茎の先端から葉より高く伸び出してトウモロコシの木の一番上に付きます。

・トウモロコシの実の先端についている毛が雌花です。
雌花は最初淡い緑色で実が熟すと茶色になり収穫の適期を教えてくれます。
・細い毛、一本からトウモロコシの粒が一個でき、無数に生えている毛の一本一本がトウモロコシの粒一つ一つとつながっているのです。
・トウモロコシは、一本の木から一本のトウモロコシしか採れないと言われていますが、大きく元気に育ったトウモロコシの木からは、2〜3本採れることもあります。 |
[トウモロコシ]
●出荷時期
・6〜7月
●千葉県袖ケ浦市の特産のトウモロコシ
・千葉県は、北海道に次いでトウモロコシの一大産地です。
1位 北海道 115千T/年
2位 千葉県 16千T/年
3位 茨城県 13千T/年
4位 群馬県 10千T/年
5位 長野県 9千T/年
・千葉県では、6月初旬から出荷されます。
6月になると、袖ケ浦市の直売所、道路沿いの俄か直売所で、100円/本〜で、販売されています。 |
[トウモロコシの色]
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[トウモロコシの色]
●トウモロコシの色
■黄色種
・ 黄色い実です。
味来(みらい)
サニーショコラ
ゴールドラッシュ
おおもの
■バイカラー種
・白、黄色系など色が混ざった混合
ハニーバンタム
ピーターコーン
甘々娘(かんかんむすめ)
■白色種
・白色の実です。
ピュアホワイト
ホワイトレディ
●生トウモロコシ
・この頃の品種は、採れたてであれば、生で食べられます。美味しいですよ。ただし、糖も高く、一本も食べれば飽きます。(宮嶋農園さん)
生でたくさん食べるとお腹をこわすこともあります。
・トウモロコシは蒸かす(または茹でる)と、糖も変化を起し更に美味しくなり、いっぱい食べられます。
・茹で方と、生トウモロコシの保存方法は、シンタロー農場さんのホームページにも書かれています。参考にしてください。 |
★牧場 |
[袖ヶ浦の牧場]

袖ヶ浦の牧場では、牛舎内で50頭程度の
乳牛を飼育しています。 |
[袖ヶ浦の牧場]
・千葉県は生乳の生産高が、北海道、栃木県、群馬県に次いで多い県です。
・牧場は袖ケ浦市の丘陵地に点在しています。
・牧場は牛舎内で一頭づつ区切られ飼育されています。
また数頭〜十数頭単位で室内、室外運動場で集団運動場で飼育している牧場もあります。
・牧場の周りには、稲系の牧草を栽培して刈り取って与えています。
・また背の高いトウモロコシを2〜3期作で栽培し、刈り取り切り刻みビニールロールで包み、発酵させて冬用の飼料にしています。 |
[乳牛]

好奇心の強い牛
長い舌で舐めに来ます。 |
[乳牛]
・袖ケ浦市の牧場の乳牛は、牛舎の中で一頭単位で区分されています。
・牛は臆病です。
・好奇心が強く、人懐っこく、こちらがじっとしていると近寄ってきて、長い舌で確かめに来ます。 |
[牧場のサイロ]

牧場牛舎とサイロ |
[牧場とサイロ]
・牧場にはサイロがあります。
以前は、サイロに牛飼料用草を保存し、少しづつ取り出し食べさせていました。
・現在サイロは、購入したトウモロコシなどを含む配合飼料です。
・サイロの隣には飼料用藁保存小屋、牛舎、その奥には、牛糞を発酵させ有機肥料にする大きな肥料製造所があります。
・サイロの左の小屋には水供給ポンプなどが置いてある機械室です。 |
[ビニールロール]

牧場の畑には綺麗にビニールロールを
並べています。
中はトウモロコシの茎葉を刻んで入れ
発酵させています。 |
[トウモロコシの茎葉のビニールロール巻]
(美味しいよってベーノコが言っていました。)
・夏の終わりになると、牧場の畑には、白や青色のビニールロールがいっぱい転がっています。
・せ人間より背の高い飼料用トウモロコシを刈り取り、ビニールフイルムに包み、ビニールロールの中で発酵させ、冬の乳牛の餌にします。
・トウモロコシの茎葉には、トウモロコシの実もついています。
・このトウモロコシの実もカラスの好物です。
・トウモロコシは、2〜3期作です。 |
★袖ケ浦市の農産物 |
[大根]

冬でも大根が栽培できます。
上記写真の大根は農家さん自家用大根です。 |
[千葉県特産の大根]
・千葉県の大根の出荷量は北海道に次いで、全国2位です。
・冬も野菜が栽培できる千葉県は真冬にも大根を出荷しています。
・袖ケ浦市の丘陵地は大根畑が広がっています。 |
[里芋]

親芋から子芋孫芋と出来
繁殖旺盛で縁起良く
美味しい野菜です。
・袖ケ浦市の丘陵地は大根の畑が広がっています。 |
[千葉県特産の里芋]
・千葉県の里芋の出荷量は宮崎県に次いで、全国2位です。
・暑い夏にも強く、あまり手間いらずの野菜で広大な畑には適しています。
・4月から11月まで畑を広く占有する贅沢な野菜です。
・袖ケ浦市の丘陵地は里芋畑が広がっています。 |
★袖ケ浦市の特産物、その他の野菜 |
[地元の野菜]

千葉県は全国でも有数の野菜の産地です。
袖ヶ浦の丘陵地帯では、一年中野菜が採れ
大根、ニンジン、サツマイモ、キャベツなどが
盛んに栽培されています。 |
[新鮮野菜]
・千葉県は野菜の出荷量は全国第6位です。
・袖ケ浦市の丘陵地帯で出荷の多い野菜で、
●人参の出荷量は北海道に次いで第2位です。
●キャベツの出荷量は全国第6位です。
●サツマイモの出荷量は鹿児島県、茨城県に次いで全国第3位です。
・袖ケ浦市でも鶏卵の生産が盛んにおこなわれています。 |
[温室の野菜]

千葉県は全国でも有数の野菜の産地です。
温室野菜栽培も盛んです。

トマトの生産量は全国6位です。 |
[温室育ち]
・千葉県はトマトの生産量が全国第6位です。
・袖ケ浦市でもトマトの温室での生産が盛んにおこなわれています。 |
★袖ケ浦市の果物 |
[無花果(イチジク)]

千葉県はイチジクの生産では全国11位です。
袖ケ浦市でも盛んに栽培されています。

イチジクのハウス栽培です。 |
[果物の生産]
・千葉県は果物の出荷は少ない県ですが、夏は涼しく、冬は雪もほとんどなく温暖な地に適した果物が採れます。
・日本梨は全国第4位の出荷量です。特に千葉県の幸水梨、豊水梨は甘くて歯触りが良く美味しいと評判です。
・千葉県のビワの出荷量は全国第2位ですが、袖ケ浦市では出荷用の大粒のビワは生産していません。
・その他、袖ケ浦市で盛んに作られている果物は、イチゴのハウス栽培、ブルーベリー、イチジクなどです。
・千葉県の無花果(イチジク)生産は全国第11位ですが、イチジクは露地栽培、ハウス栽培が盛んにおこなわれています。
・左の写真は、イチジク栽培専用ハウスでのイチジク生産です。 |
[袖ケ浦市の果物]

袖ヶ浦では、イチジク、ブルーベリーなどを
生産、出荷しています。 |
[袖ケ浦市の果物]
・袖ケ浦市の直売所で良くみられる果物。
●県ですが、夏は涼しく、冬は雪もほとんどなく温暖な地に適した果物が採れます。
・日本梨は全国第4位の出荷量です。特に千葉県の幸水梨、豊水梨は甘くて歯触りが良く美味しいと評判です。
・千葉県のビワの出荷量は全国第2位ですが、袖ケ浦市では出荷用の大粒のビワは生産していません。
・その他、袖ケ浦市で盛んに作られている果物は、イチゴのハウス栽培、ブルーベリー、イチジクなどです。
・千葉県の無花果(イチジク)生産は全国第11位ですが、イチジクは露地栽培、ハウス栽培が盛んにおこなわれています。
・左の写真は、イチジク栽培専用ハウスでのイチジク生産です。 |
★その他の袖ケ浦市の特産物 |
[鶏卵の生産]
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[鶏卵の生産]
・千葉県は茨城県に次いで鶏卵生産量が全国で第2位です。
・袖ケ浦市でも鶏卵の生産が盛んにおこなわれています。 |
[袖ケ浦市の特産物マップ]
・袖ケ浦市は、4つのゾーンに分けられます。
1.東京湾沿岸京葉化学コンビナート南部地区
・国道16号線より北西部で、化学会社やその他の工場の工業専用地域です。
2.稲作地帯
・小櫃川沿いの木更津市、袖ケ浦市は稲作の穀倉地帯です。
3.住宅地帯、住宅団地
・JR内房線袖ヶ浦駅、長浦駅周辺は住宅団地です。
4.丘陵地帯
・県道143号線以北、県道24号線以東は畑、牧場が多い丘陵地帯で雑木林も残っています。
[袖ケ浦市の畑作物]
・丘陵地帯は川がなく、水が少ないところです。
・そのため畑が広がり、落花生、大根、キャベツ、サツマイモ、トウモロコシ、サトイモ、サツマイモが多く栽培されています。
・近年になって、ブルーベリーの露地栽培、トマト、イチゴ、イチジクのハウス栽培を行っている農家さんもあります。 |
[袖ケ浦市のフルーツ狩り、野菜狩り味覚マップ]
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