★小櫃川、浮戸川、蔵波川、今井水路 |
[小櫃川(袖ケ浦市内風景)]

JR久留里線東横田百目木公園付近くの小櫃川。
小櫃川周辺はのどかな田舎風景が望めます。

小櫃川の横田付近。

横田中川橋の鯉のぼり

ゴールデンウィーク中は
中川橋南付近に鯉のぼり

坂戸市場小櫃橋からJR内房線方面 |
[小櫃川]

・小櫃川(おびつがわ)は、千葉県を流れ東京湾に注ぐ二級河川で、流路延長は88kmと、千葉県内では利根川に次いで2番目に長い川で、千葉県内を源流とする川では最長です。
・小櫃川源流は、日蓮上人ゆかりの清澄山(きよすみやま)、や付近の山々を源流として、内房の富津市、君津市、木更津市、袖ケ浦市の上水道水源の亀山ダムを経由、蛇行を繰り返し、君津市、木更津市、袖ケ浦市の田畑を潤しています。
・小櫃川は、蛇行が多く大幅な河川改修も少なく、また周辺流域の大雨による氾濫も少なく、自然豊かで、川と水辺の生物を育み、東京湾アクアライン近くの東京湾へと流れ出ます。
・小櫃川河口(木更津市)は、盤洲干潟(ばんずひがた)と呼ばれ、東京湾最大の干潟で、円弧状三角州干潟となった、東京湾に残された唯一の自然干潟で、魚、カニ、貝、野鳥など多くの生物の楽園です。
・袖ケ浦市の水道水の7割は、亀山ダムなど小櫃川からの取水で、残り 3割は、深井戸地下水です。
・JR久留里線は、小櫃川と並んで走っており、木更津駅から、上総亀山駅 (亀山ダム)間の1時間ほどのあいだ、田園地帯と房総の丘陵、低い山々を縫って走るっており、小櫃川流域ののどかな田舎風景、山里、渓谷を楽しめるローカル電車(気動車)の旅が出来ます。 |
[小櫃川]
・小櫃川(おびつがわ)は、鴨川市の清澄山を源流に、君津市、木更津市を通り袖ケ浦市を通過し、一旦木更津市に戻り、袖ケ浦の坂戸市場で再度袖ケ浦市を通り、その後木更津市の東京湾に流れ込みます。
[浮戸川(農業用用水路)]
・浮戸川は袖ケ浦市内の各所を源流とした農業用水です。袖ケ浦公園の上池や、のぞみ野調整池などから流れ込んでいます。
・袖ケ浦市内で発生、袖ケ浦市の東京湾に流れ込んでいます。
[蔵波川]
・新堰公園のダム池を源流にしています。
・東京湾CCのゴルフコース中を通りゴルフコースの景観を作り、その後県道145号沿いに流れ、長浦駅近くで東京駅長浦港へ注ぎ込みます。
[今井水路]
・京葉化学コンビナート建設時の久東京湾沿岸に沿った水路で、東京湾とつながっており干満の影響を受ける汽水水路です。 |
[袖ケ浦市の河川マップ]

・浮戸川は袖ケ浦市内で発生し、袖ケ浦市内の東京湾に流れ込む農業用水路で、田んぼを潤しています。 |
[浮戸川]

坂戸市場付近から浮戸川上流方面 |
[浮戸川(農業用用水路)]
・浮戸川は袖ケ浦市内で発生し、袖ケ浦市内の東京湾に流れ込む農業用水路で、田んぼを潤しています。
・直線的な川でところどころに水が溜まり田圃に水を供給できるように堰を設けています。
・土手には桜の木を植えていますがまだ大きく育っていません。
・並走して直線的な広域農道の袖ケ浦フラワーラインが走っており、袖ケ浦市を短時間で横断できます。
ただしフラワーラインには、菜の花、ポピーなどが咲きますが花は期待しないでください。 |
[蔵波川]

蔵波川岸公園付近から東京湾方面
左は千葉里山センター
[長浦港]

蔵波川は東京湾の長浦港へ流れ出ます。 |
[蔵波川]
・蔵波の新堰公園付近を源流の短い川です。
・蔵波川の上流は東京湾CCの中を通り、袖ケ浦市長浦行政センター付近より下流は改修されコンクリートで囲まれています。
・東京湾に流れ込む河口付近は広く、干満の影響を受けています。
・冬は鴨などの野鳥が集まっています。
・今井水路とは、ちば里山センター付近で大きな土管で繋がっています。 |
[今井水路]

今井水路隣の国道16号沿い緑地帯には、シロサギの巣があり、今井水路で良く見られます。 |
[今井水路]
・京葉化学コンビナート建設時に、東京湾沿岸地帯埋立時に、旧海岸沿い付近には水路を設けられています。
・袖ケ浦は、国道16号北袖インターチェンジから、木更津牛込潮干狩り場の近くまで、約6kmに渡り水路がつながっています。水路はところどころ、川や水路で東京湾ともつながっています。
・水路は東京湾の干満の影響を受け汽水域となっており、セイゴ、カニ、亀、ゴカイなどが生息しています。
・水路沿いは、水路沿いに沿って、緑地帯もあり、緑地帯の雑木林にはシラサギなどが生息しています。
・今井水路ではシラサギ、鴨が餌場としています。 |
[ちば里山センター付近マップ]
・小櫃川(おびつがわ)は、千葉県を流れ東京湾に注ぐ二級河川で、流路延長は88kmと、千葉県内では利根川に次いで2番目に長い川で、千葉県内を源流とする川では最長です。 |
[ちば里山センター付近マップ]

・京葉化学コンビナート建設時に、東京湾沿岸地帯埋立時に、旧海岸沿い付近には水路を設けられています。 |
★袖ケ浦公園、高谷堰・野里堰、
のぞみ野調整池、新堰公園 |
[袖ケ浦公園上池]
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[袖ケ浦公園]
・袖ケ浦公園の上池は一年中水が豊富で、春は桜並木、秋は紅葉と一年中自然もいっぱいです。
・池には、アヒル、鴨が降り、冬には渡り鳥の鴨が多く集まって来ます。
・池の中にも、鯉、亀、ウシガエル、ザリガニなどが多く生息しており、見られます。 |
[高谷堰、野里堰]
・高谷堰、野里堰は、隣り合わせの農業用水ダム湖です。
・駐車場、男女別お手洗いも完備され、憩いの場となっております。
・後方は80m級の房総の小山で、前方は袖ケ浦市の田園地帯が広がり、広々と眺めの良いところです。
・湖面は広く、水鳥の楽園となっています。
・近くには人家も多く、明るい場所です。
[高谷堰]

・大きな高谷堰、駐車場があります。
[野里堰]

・小さな野里堰、男女別お手洗いがあります。

・八坂神社脇の湧水
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[高谷堰、野里堰マップ]

・大きな高谷堰と、小さな野里堰は隣り合わせに並んでいます。
・高谷堰、野里堰とも農業用貯水池で、下流には袖ケ浦市の田園が広がっています。
・高崎堰、野里堰の下流200m下流に、八坂神社があり、八坂神社の敷地の隅の道路わきに、上総掘り(かずさぼり)で、掘り抜いた井戸があり、綺麗な湧水がいっぱい湧いています。
・高谷堰、野里堰へのアクセスの道は、いずれも細く、千葉県道24号線千葉鴨川線の方からも入れますが、曲がりくねっており判りにくいかと思います。
・袖ケ浦フラワーラインからは一直線でアクセスできますが、進入口が判りにくく、帰りに利用した方が良いと思う。
・千葉県道165号線で、スーパー伊藤の東北170mから入ると、多少曲がりくねっていますが、道なりに進むと780m先です。
・またこの道を高谷堰、野里堰から先へ進むと久留里街道の旧千葉県道24号線に出ます。 |
[のぞみ野調整池]

手前が湿地帯、中央が調整池です。
向こうの丘陵団地はのぞみ野住宅団地
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[のぞみ野調整池]
・のぞみ野調整池は、のぞみ野住宅団地の下の調整池です。
・調整池と、豪雨時なども水を発食われる湿地帯で構成されています。
・夏場湿地帯は、ヨシキリが巣作り、子育てをしています。
・冬は渡り鳥の鴨が300羽程度群れています。
・調整池と湿地帯の周りの土堤は、約750mあり、散歩出来ます。
・周囲よりちょっと高めにありますので、見晴らしもいいところです。

のぞみ野調整池はのぞみ野住宅団地の最南端ののぞみ野入口近く、上総路なごみ館の前です。 |
[新堰公園]

新堰公園は桜の多い公園です。

夏になるとホテイアオイの水色の花が咲きます。 |
[新堰公園]
・小さな公園ですが、そばに豪雨対策用のダム溜池が有ります。
・公園は駐車場、男女別お手洗いもついています。
・春は、ユキヤナギ、桜、夏は池に生えたホテイアオイの水色のお花が綺麗です。
・池の周り700mは散策路になっております。
・池は高台に近く丘陵地の眺めの良いところです。

外野の信号交差点と子者清水の信号の間の袖ケ浦市福祉センター南の道路を西側へ降りる道が判りやすい。 |
★袖ケ浦市の湧水 |
久保田湧水]

コンクリート枡の中央から水がこんこんとわき出ています。 |
[久保田湧水]
・浜宿団地の北端、平成通のセブンイレブンの裏付近に、水がこんこんと湧き出る久保田湧水があります。
・水量が多く小川となり、小川の周辺にはセリなどの水草が生えています。
・この井戸の近くには鎌倉街道があり、笠上観音正福寺(ハローキティちゃんのお守りのあるお寺)裏山とつながる里山遊歩道として、里山を歩く会により整備されています。

久保田湧水近くの道は細い。代宿の道路に入り、笠上観音正福寺へ繋がる里山の会が整備しているハイキング道入口の駐車場に停める。 |
[久保田の浜弘法清水]

こんこんと綺麗な清水が湧き出ています。
向こうの赤い鳥居が水神宮です。 |
[久保田の浜 弘法清水]
・京葉化学コンビナート建設時の東京湾埋立前は砂浜で、干潮時には湧水が湧き出て喉をうるおし、秋祭りの時にはこの湧水で神輿を浄めました。
・この湧水の有った東南80m後に、自噴井戸の弘法清水を設置しました。

・駐車場は周辺の空き地で、お手洗いもありません。 |
[日比友好の井戸]

綺麗な清水がちょろちょろ湧き出ています。 |
[日比友好の井戸]
・1990年にフィリピンより9名の青年研修団を招き、上総堀り技術取得のため3週間の研修会を実施、実習用に深井戸を掘り、「日比友好の井戸」と命名されました。
・ 研修団は帰国後、上総堀りを普及させ、きれいな生活用水不足解消に役立てているとのことです。
・実習用に掘った井戸は、現在長浦駅北口公園内で、ほんの少量ながらも、きれいな水を自噴しています。
・駐車場もお手洗いもありません。
・駐車場は蔵波川岸公園にあります。 |
[蔵波川岸公園の自噴井戸]

こんこんと綺麗な清水が湧き出ています。 |
[蔵波川岸公園の自噴井戸]
・蔵波川河口近く、ちば里山センターの近くに蔵波川岸公園があります。
・蔵波川岸公園の南西端に自噴井戸があります。
・自噴井戸は上総掘りで掘った井戸です。
・この自噴水で湧き出た水で川岸公園内に小さな小川を作りほたるの餌のカワニナ(貝)を育てています。
・川岸公園は駐車がありますが、お手洗いはありません。
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[御手洗井(みたらしい)]

こんこんと綺麗な清水が湧き出ています。 |
[ちば里山センター御手洗井]
・ちば里山センターは長浦駅北口から徒歩約360mのところに小さな裏口があります。
・蔵波川岸公園の近くです。川岸公園は駐車がありますが、お手洗いはありません。
・ちば里山センターは木々がいっぱいの緑化センターになっています。
・ちば里山センター内の建物事務所の前に、御手洗井がありこんこんと湧水が湧き出ています。
・京葉化学コンビナート建設の為に東京湾を埋め立てる前には、この御手洗井より東160mのところに、浜にこんこんと湧き出る不思議な井戸があり、塩気はなく、旅人の喉の渇きを潤したとのことです。
・1674年黄門様(天下の副将軍水戸光圀公)が、房総から鎌倉へ赴く途中に、奈良輪村を出ると、沖の中の湧き出る清水で渇を癒したとのことです。(史実です。)(市民のための袖ケ浦の歴史(袖ケ浦市教育委員会編集)より)
・正門は中袖信号交差点の前です。
・ちば里山センターには駐車場がありますがお手洗いはありません。 |
[野里神社水神宮]

こんこんと綺麗な清水が湧き出ています。 |
[野里神社境内水神宮]
・袖ケ浦市野里の境内には、綺麗な清水がこんこんと湧き出る湧水があり、水神宮として祀られています。
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★揚水施設展示 |
[袖ケ浦公園上総掘り施設]
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[袖ケ浦公園上総掘り施設展示]
・上総掘り(かずさぼり)は、掘り抜き井戸の代表的な工法で、やぐらを組んで大きい木で作られた車を仕掛け、これに割り竹を長くつないで巻いておき、その竹の先端に取り付けた掘鉄管で土を掘り抜く掘削方法。
・古くから上総国を中心に行われましたが、現在日本では利用されていません。
・人力のみで掘削が出来るため開発途上国で技術指導が行われています。
・袖ケ浦公園内の、袖ケ浦市郷土博物館の南西側の上池のそばに展示しています。
・袖ケ浦公園には、軽食、駐車場、お手洗いがあります。 |
[農村公園ひらおかの里]
・農村公園は、農業体験を通し、都市住民と地域住民のふれあいを深めるために設置された施設です。
・米、ジャガイモ、さつまいも、落花生作りなどを体験する事が出来ます。
・下記写真は揚水施設です。
●風車

風の力で水をくみ上げる施設です。
[2連水車]

水路から水を汲み上げる水車で、水車が2対あり2連水車と呼ばれています。
・水車に付けられたたくさんの小さな桶が、水路の水の力で回りながら、水路の水を桶に溜め、高い位置に押し上げ、上部に設置され水の流れを変える樋に流す設備です。
・江戸時代以降、小櫃川、浮戸川の水を汲み上げるために、ずいぶん大きな水車がいくつか設置され水田を潤したとのことです。
[上総掘り施設]

・やぐらを組んで大きい木で作られた車を仕掛け、これに割り竹を長くつないで巻いておき、その竹の先端に取り付けた掘鉄管で土を掘り抜く掘削方法。 |
[農村公園ひらおかの里マップ]

農村公園は袖ケ浦市の中心付近、袖ケ浦市の官公庁施設の多い南総昭和線沿いにあります。 |
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